東京三葉アーバンスタイル

橘田幸俊監修の東京三葉アーバンスタイル。ニュースや時事ネタなどを取り込んでいきます!

カタコトバイトという新しい試み

有効求人倍率は、1.07倍ですが・・・という記事で、日本人の労働意欲の低下と求人応募不足、そしてサービス業における外国人労働者の多さについて書きましたが、今回は、その問題を解決するような話です。

カタコトバイトという求人サイト

ここ最近、コンビニや飲食店で多くの外国人労働者を見かける事が多く、ともすると日本人のほうが少ないというお店が増えてきています。

それは、私の回りだけかと思っていたのですが、やはりそれは私だけの感覚ではなく、実際に深刻な人手不足となっているようです。

というのも、最近の景気回復により求人が増加しており、都内の接客業の有効求人倍率は約5倍にもなっているそうです。

しかし、有効求人倍率5倍にもなっているにも関わらず、なかなか日本人労働者が集まらず、そんな状況を打破するかのように、日本語が未熟な外国人がカタコトでも応募できる求人サイト「カタコトバイト」が6月に登場しました。

このサイトは、日本語での読み書きが不自由な外国人に配慮して作られており、サイト内での漢字表記は極力減らされており、ひらがなとカタカナ中心で作られています。

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人手不足なうえ、日本人がきつい仕事をしたがらないということで、外国人に頼らざるえない状況については、「日本大丈夫か?」と思ってしまいますが、日本に来ても中々仕事が見つからない外国人にとっては、とてもいいサービスだと思います。

それに、人が集まらないことで、ロクに休みを取ることの出来ない日本人の経営者や店長さんからすると、人手が増えるということは、とても頼もしいでしょうね。

文化の違いなどがありますので、なかなかスムーズには切り替えるのは難しいとは思いますが、グローバル化や現状の日本人の現状を考えた場合に、新しい時代へと突入していっているのでしょうね。