東京三葉アーバンスタイル

橘田幸俊監修の東京三葉アーバンスタイル。ニュースや時事ネタなどを取り込んでいきます!

ダイエーの屋号がなくなる

イオンが、ダイエーを来年1月1日付で完全子会社にすると正式に発表しましたね。

これにより、東京証券取引所第1部のダイエー株は12月26日付で上場廃止になる予定なのだそうです。
そもそもダイエーは2004年に業績悪化となり産業再生機構入りし、2006年、筆頭株主である丸紅のもとで再建計画を進めてきていましたが、収益改善には結びつかず、6期連続の最終赤字を出しており、今回の結果は、致し方ないのかも知れませんね。

しかし、昭和47年に東証1部に上場し、昭和55年には、売上高が国内の小売業としては初めて1兆円を超えるまでに成長した企業が、営業赤字へと転落し、存続さえできなくなるなんて、本当に人生はどのように転がっていくか、わかりませんね。

常に安泰し続けるということは、とても難しいものなのでしょうね。
とはいえ、1つの会社が繁栄できる期間は30年と言われていますから、まさに今回のダイエーは規模が大きかっただけに平均通りの寿命となってしまったようですね。

ですので、創業100年などを迎えている企業や飲食店は、とてもすごいことなのです。
ITの世界でも、インデックスが倒産したり、あれだけ騒がれていたMixiDeNA,グリーが衰退していったりと、一般的な企業寿命よりも早く推移しており、弊社もうかうかとしていられません。

もっとも、先の大企業と比べるなんておこがましいことなのですが、大企業ですら存続が危ぶまれるという世界ですから、中傷企業である弊社なんて吹けばあっというまに飛ばされてしまいます。

そんなことにならないよう、今後もしっかりと手綱を引き締めていきたいと考えています。