昨年、不正アクセス禁止法違反容疑で摘発された「プロキシサーバー」業者の中継サーバーに、なんとIDとパスワードなどの個人情報が約785万件も保存されていたそうです。
しかも恐ろしいことにこの個人情報を使い、大手ショッピングサイトや無料通信アプリに不正アクセスした形跡も残っていたとのことですから、一見便利に見えるプロキシサーバーも気をつけて使用しなければなりません。
このサーバーは、中国の代理店を通じて貸し出され、ハッキングプログラムには中国語が使われていたとのことですから、中国人のハッカーが関連していると見られていて捜査されているようですが、いまや中国のハッカーは凄腕が多くて驚いてしまいます。
しかし、物事が便利になればなるほど、自分自身を自分で守るしか方法がなくなってきますね。
とはいえ、コンピュータの世界ともなると一般の素人からするとわかりづらい世界となっているので、安全に利用していきたいと考えているのであれば、自ら学んでいくしかありません。