どうやら絵馬に記された願いごとや氏名が他人に見えないように対策を取る寺社が広がっているのだそうですよ。
まぁ、確かに個人情報ですから理解できるといえばできるのですが、これはちょっとやり過ぎではないでしょうかね??
確かに住所や連絡先を記入するのはちょっとダメだとは思いますが、願いと名前だけであれば問題ないような気がしますけどね。
誰でも自由に絵馬に書かれた内容を読むことが可能ということですから心配と言えば心配ですが、ちょっと過敏ではないかと思えます。
ところで、逮捕された経歴のある男性が、インターネットで当時の記事が検索されないよう検索結果の削除を求めたことについて、最高裁判所が、情報を社会に提供する自由よりプライバシーの保護が優先される場合には削除が認められるという初めての基準を示しましたね。
とはいえ、その男性が逮捕された事件は、社会的な関心が高いとして申し立ては退けられ、削除は認められませんでしたけどね。
「忘れられる権利」と「プライバシー保護」の基準って、本当に難しいですね。