東京三葉アーバンスタイル

橘田幸俊監修の東京三葉アーバンスタイル。ニュースや時事ネタなどを取り込んでいきます!

意思決定について

「意思決定」というとなにやら仰々しく感じてしまいますが、私達の日常から「意思決定」を排除することはできませんし、ほぼ「意思決定」の連続によって日々生活をしているといってもいいでしょう。

例えば、朝起きてどんな服を着ていくのか?靴はどれにしよう?昼ごはんは何を食べよう?など、ささいなものからビジネスにおいての強力な意思決定までを行っていかなければなりません。

企業においてこの「意思決定」とは、「経営資源とも言えるヒト・モノ・カネ、そして情報をどのように配分していくのかを決定」することが大切で、この意思決定が仕事の品質の左右することになります。

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この「意思決定」には決定までのプロセスがあり、基本的には「目的→複数のアイディア→評価」の順番に進めることになります。

まずどんな仕事においても「目標」を立てるということは基本中の基本で、そこからその目的を達成するためにどのような方法があるのか、複数のアイディアを練ります。

ここで複数のアイディアを考えるというのは、解決策の視野を広げることになりますし、それぞれのアイディアを比較検討することにより、さらにブラッシュアップできるというメリットがあります。 もちろんいいことばかりではなく、どのアイディアにするのか「意思決定」を鈍らせてしまうこともありますが・・・。

さて、その複数のアイディアなのですが、できれば最低でも3つのアイディアを作るべきで、本命、対抗、大穴というような位置づけで考えたほうがいいです。

というのも、どうしても絞り込んだ考えですと大胆なアイディアは生まれませんし、どうしてもこじんまりとしたアイディアに収まりがちです。

ですので、「大穴」ともいうべき「それは無理だろう・・・」と誰しもが思うようなアイディアも考えて置くべきです。

実際の仕事の中でも、ベストを尽くせば1番いいアイディアなんだけど、予算や人員的に無理だというようなアイディアは生まれてくるでしょうし、それらを端から除外してしまうのは勿体無い話です。

様々なアイディアと比較検討しているうちに、非現実的なことだったものが現実化することなんて、多々あるのです。