東京三葉アーバンスタイル

橘田幸俊監修の東京三葉アーバンスタイル。ニュースや時事ネタなどを取り込んでいきます!

駆け込み爆買い

パッケージの大幅刷新が発表された缶詰「ノザキのコンビーフ」なのですが、その売れ行きが発表直後のスーパー店頭で前年比10倍になったのだそうですよ。

コンビーフ
コンビーフ

なんでもこの現象、長年慣れ親しんだ「巻き取りカギ方式」が終了するということで注目が集まり、バカ売れし始めたのだそうですけど、商品の味などに大きな変更はないのに、本当に不思議な現象ですね。

もともとノザキのコンビーフは1948年に国産コンビーフの第1号として発売されたのだそうで、50年に台形のスチール缶を回転させて開封する巻き取りカギ方式が採用されたのだそうで、今回のデザイン変更については、生産産設備が老朽化したことによって、在庫がなくなり次第、アルミ箔と樹脂フィルムを貼り合わせた新パッケージに移行すると発表したばかりで、この発表後、フリマアプリ「メルカリ」で希望小売価格を上回る価格設定での出品が目立つなど、反響が広がったのだとか。

なんか今の日本、自分が欲しいから買うのでは転売のために買いあさるというような光景が目立ちますよね。

商売の鉄則として、安く仕入れて高く売るというのは基本中の基本ではありますけど、今回のようにパッケージデザインの変更だけで、あれこれ飛びついてしまうのも愚かですよね・・・。

物事の本質が見えていない証拠でしょうね。