東京三葉アーバンスタイル

橘田幸俊監修の東京三葉アーバンスタイル。ニュースや時事ネタなどを取り込んでいきます!

江崎グリコ通販、最大8万人余の個人情報流出

江崎グリコの通販サイト「グリコネットショップ」が不正アクセスを受け、個人情報約8万3000件が流出した可能性があると発表しました。

流出した可能性のある個人情報は、2012年10月12日から2016年2月3日までの利用客の顧客データ8万3194件で、そのうちクレジットカード情報を含む個人情報が4万3744件もあったのだそうです。

顧客データの内容は、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、クレジットカード情報(番号、有効期限、カード名義)、商品の届け先情報、家族情報などのようで、これは大きな問題ですね。

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現在、流出した可能性のあるクレジットカード番号を各クレジットカード会社に提供し、クレジットカード会社と連携して、不正取引の防止に向けたモニタリングを継続して実施しているとのことですが、クレジットカード情報だけならともかく、家族構成や住所などが流出している場合、どのように悪用されてしまうかわかりませんね。

ちなみに、この不正アクセスによる個人情報流出事件について、江崎グリコはお客様相談窓口を設置しており、電話番号と受付時間は以下のとおりとなっています。

グリコネットショップ お客様相談窓口

電話:0120-694-666 (フリーダイヤル)
受付時間:(平日)9時~20時、(土日祝)9時~17時
E-mail:gnsoudan@glico.co.jp

弊社の通販サイト「グリコネットショップ」における不正アクセスによるお客様情報流出に関するお知らせとお詫び

この問題は、1月29日にクレジットカード会社から、カード情報流出の懸念連絡を受け、即日サイトにて、クレジットカード決済を停止し、2月1日に、第三者調査機関であるPayment Card Forensicsへ調査を依頼したのだそうで、その調査の最終調査報告書を受領のうえ、カード会社などと対応を協議し、3月7日、今回の報告に至ったのだそうです。

この一連の対応策は評価するに値しますが、肝心の不正アクセスの原因や不備などは追求できたのでしょうかね?

どうも最近、情報の流出があると、単純に「不正アクセス」というだけで片付けられ、犯人の追求に至っておらず、不正アクセスの方法がわからなければ、また同じような流出問題が出てくるのではないかと思われます。

やはり原因の特定とその改善案というものをしっかりと公表して欲しいですね。