ロシアのプーチン大統領が、ウクライナ問題を巡りロシアに対して制裁を科した国からの農産物などの輸入を禁止・制限すると決定しました。
なんだか、嫌な世界情勢となっていますが、そんな中、日本のJCBが、ロシア市場での活動を積極化しているそうです。
というのも、アメリカの対ロシア制裁により、アメリカの2大クレジットカード会社であるビザカードとマスターカードがロシアの一部の銀行を対象にカードサービスを中止したこともあり、ロシアでビザ、マスターがほぼ使えない状況となっているようで、そのような状況下で、中国銀聯と日本のJCBがロシア参入していくという状況なのだそうです。
しかし、ビジネスとしては当たり前のことですが、制裁中に勢力を伸ばそうなんていうのは、ちょっと美しくありませんね。
とはいえ、世界シェア1位のVISA(約60%)と2位のMASTER(約28%)が、撤退ということですから、3位以下に留まっているカード会社にとっては、ここでシェアを拡大させたいと考えるのは普通ですから、致し方ありませんね。
とはいえ、アメリカからの反感を買わなければいいですけどね・・・